結婚式はふたりらしさが大切。
そして結婚式を挙げる季節によって、結婚式の雰囲気ががらりと変わります。
結婚式をいつ挙げようか迷っているなら、よりふたりらしい結婚式が挙げられる季節を選ぶのもおすすめです。
(文:かねこゆかり)
1.気候も食べ物もベスト オータムウェディング
結婚式のハイシーズンといえば秋です。
気候も落ち着き、食べ物も美味しいのが秋。演出も料理もおふたりの希望が叶いやすい季節といえます。連休が多いのでゲストの都合がつきやすいのも秋婚のメリットです。
良いところがいっぱいの秋婚にもデメリットが2つあります。
ひとつは台風。秋は全体的に気候が安定している季節ではありますが、いつ台風が来るか判りません。台風と結婚式と被ってしまうと屋外の演出は難しくなりますし、交通機関が止まってゲストが急遽欠席になる可能性もあります。
もうひとつは結婚式のハイシーズンなので、ゲストが結婚式のお呼ばれが被るかもしれないこと。結婚式の日程が決まったら、招待状を送る時期より前でも連絡しておくといいかもしれません。
2.イベントが大好きカップルならウィンターウェディング
冬はクリスマスやバレンタインなどシーズンイベントが多い季節です。イベントをモチーフにした結婚式はウィンターウェディングの特権。イルミネーションが映える冬はナイトウェディングにしても情緒があります。
ウェディングドレスもファー付きのボレロなど、冬だからこそ身につけられるアイテムもあります。
寒いからと敬遠されがちなウィンターウェディングですが、このようにいいところもたくさん。イベントを大切にするおふたりに特におすすめの季節です。
ウィンターウェディングでは特別な事情が無い限り年末年始やその前後は避けた方がいいでしょう。また、遠方から来るゲストがいる場合、雪で交通機関のダイヤが乱れる可能性はゼロではありません。
3.華やかで穏やかなスプリングウェディング
気持ちが浮き立つ春も秋にならんで結婚式の人気の季節です。気候が良く、連休が多めでゲストが参列しやすいのが春婚の特徴。3月頃の桜のタイミングも、連休近くの新緑の時期もどちらも美しく、ガーデンウェディングや街並みを背景にした会場での式は自然とテンションが上がります。
春は職種や会社によっては年度替わりのタイミングになり、忙しい人もいます。特に3月~4月頭は避けた方が無難。ゴールデンウィークは前から予定を入れる人も多いので、日程が決まったらゲストに一報をしておくといいですね。
4.開放感いっぱい! サマーウェディング
帰省シーズンと被る、暑さでウェディングドレスもお呼ばれ服もちょっと辛いなどの理由から夏の結婚式は敬遠されがち。でも、シャトルバスやタクシーなど駅と会場間の移動手段をしっかり用意する、夏らしいひんやりドリンクを提供するなどの工夫があればサマーウェディングのデメリットは目立たなくなります。
思い切ってカジュアルなドレスコードを設定して、リゾートウェディング風のパーティーにするのも素敵。家族だけの少人数パーティーならアロハシャツやムームーを用意するのもおしゃれです。
夏はひまわりやお祭り、花火など季節感あふれるモチーフがいっぱいあるので、テーマをはっきりさせやすいというメリットがあります。オリジナルの結婚式が挙げたいというおふたりにサマーウェディングはぴったり。
5.四季の美しさを取り入れておふたりらしい結婚式を
四季それぞれの美しさを活かした結婚式はおふたりにもゲストにも印象に残りやすくなります。季節が巡ってくるたびに結婚式を思い出して毎年幸せな気持ちになりそうです。結婚式をいつにしようか迷っているなら、おふたりの好きな季節ウェディングもおすすめですよ。