数年前から結婚式の1.5次会というスタイルが広がってきました。
それでも1.5次会は新しいタイプの結婚式です。二次会と1.5次会は何が違うのか、少し判りづらいですよね。
この記事では二次会と1.5次会の違いやおすすめポイントをまとめていきます。
(文:かねこゆかり)
1.結婚式の1.5次会ってどんなスタイル?
結婚式の1.5次会はここ10年くらいで広がった、新しいスタイルの結婚式です。 1.5次会の形式にはっきりとしたルールや定義があるわけではありませんが、神戸ウェディングの場合では披露宴よりカジュアル、二次会よりフォーマルなパーティーを1.5次会と呼んでいます。
1.5次会にどんなゲストを招くかという決まりはありません。家族も友人も招待した1.5次会だけを行うカップルもいれば、披露宴を家族や親族で行い、友人と1.5次会を行う二部式結婚式を挙げるカップルもいます。
2.1.5次会と二次会の具体的な違いは?
1.5次会と二次会の大きな差は幹事がいるかいないかです。
二次会はゲストに幹事をお願いして、準備や進行を手伝ってもらうことがあります。1.5次会は幹事を立てず、披露宴のように新郎新婦が自分たちで準備を進めていきます。とはいえ二次会でも幹事をたてず新郎新婦が主催になることは多いので、幹事の有無だけが1.5次会と二次会の違いとは言い切れません。
3. 1.5次会はどんなカップルにおすすめ?
・気の置けない友人たちとカジュアルなパーティーがしたい
・披露宴は少し大げさに思えるけれど、結婚のお披露目はしたい
・少人数・短時間でさっとお披露目がしたい
披露宴と二次会のいいとこどりができるのが1.5次会です。特に時間が短くて済むのは、今の時期ゲストも安心感があるはず。
4.1.5次会と二次会は会費制? ご祝儀制?
二次会も1.5次会も会費制で行うことが多いようです。
会費の金額もまちまちですが、おおよそ1万円~1万5千円程度が平均です。
ご祝儀制よりもゲストの負担が軽くなるのも1.5次会のメリットのひとつ。
ただ、ゲストのなかには会費制と聞いて「ご祝儀の代わりにプレゼントを用意した方がいいかな…?」と気を遣ってくれる人もいるかもしれません。
招待する際にプレゼントなどの気遣いは不要であることを言い添えると丁寧です。
5. 1.5次会はどんなスタイルでお料理を提供する?
少し前までは二次会では立食やビュッフェスタイル、1.5次会ではビュッフェスタイルか着席でオードブル形式の提供という形式が主でした。
ただ、今の状況から、二次会にせよ1.5次会にせよ着席かつ銘々盛りでの提供の方が安心です。
お料理の内容は1.5次会、二次会でそれぞれ変わってきます。披露宴のあとに行う二次会なら軽食が中心ですが、1.5次会はハーフコース程度のボリュームはあった方が喜ばれます。
6.披露宴の華やかさと二次会のカジュアルさを1.5次会に取り入れて
1.5次会は披露宴と二次会それぞれのメリットを取り入れた結婚式のスタイルです。特に少人数の集まりが推奨される今だからこそ、カジュアルでアットホームな1.5次会がおすすめできます。パーティープランなどはプランナーにぜひご相談ください。