結婚式、お車代・宿泊代はどうしてる? せっかくだから神戸満喫!有馬温泉でおもてなし
結婚式の予算のなかで忘れてはいけないのがお車代と宿泊代。実はお車代や宿泊代って、ちょっと曲者なんです。その理由は、誰に、どのくらいの金額でお車代や宿泊代を負担したらいいのか、遠方ゲストを招く新郎新婦さんの多くが迷ってしまいがちだから。それにせっかく遠くから来てもらうなら、神戸らしさを満喫してもらいたいですよね。ここではお車代や宿泊代について触れてみます。
(文:かねこゆかり)
1 親族へのお車代、宿泊代について
家族親戚みんな神戸市内に住んでいるという人はそんなに多くないはず。また、普段なら自家用車で日帰りが出来る距離でも、結婚式のお呼ばれとなると支度があったり、お酒を飲んだりしますよね。となると、宿泊や公共交通機関の用意をする必要があります。その時には基本的に新郎新婦側が掛かる金額を負担するのが望ましいとされています。…というのは、実は多くの人が知っているマナー。でも、実際に考え始めると「遠くに住むおばさんには宿泊もお車代も出すけど、近くに住むけどタクシーで来るおじさんには何もなしでいいの?」などと、誰のお車代、宿泊代を出したらいいか戸惑ってしまいがち。ネットで検索しても明確な答えはなかなか出てこないのが現実です。
そんな時には、親御さんに確認するのが正解! 実は冠婚葬祭のときのお金については、親族間で取り決めや暗黙の了解があることが多いんです。結婚式の費用は自分たちで賄うというカップルも、親族のお車代や宿泊代については親御さんにひとこと相談するのがベターですよ。
2 友人へのお車代、宿泊代について
結婚式のために遠くから来てくれる友達へは、出来るだけお車代と宿泊代の両方を負担してあげたいと思いますよね。そうは思っていても、予算を考えるとなかなか悩んでしまいます。そんな時には【お車代のみ】【宿泊代のみ】【片道のお車代+宿泊代】など、一部だけを負担しても大丈夫。ただし、招待状を出す前のメールや、招待状を渡すタイミングでその旨をゲストに伝えましょう。ゲストの方からはお車代や宿泊代のことは確認しづらいものです。
もし単にお車代や宿泊代を出せないと伝えるのは心苦しいという人は
「宿泊について、費用は負担いただくことになるのですが、こちらで手配することもできます」
「お車代は申し訳ないけれど出せないのだけど、宿泊は会場のホテルを手配します」
などと『できることは精いっぱいします!』という姿勢を示すと言いやすいし、ゲストも安心できます。
3 遠方ゲストは神戸が誇る名湯有馬温泉でおもてなし!
神戸っ子の自慢、有馬温泉。日本書紀や古事記にも記述が残るほどの歴史ある温泉ですよね。日本三名泉のひとつなので、全国的に名が知られています。遠方ゲストのための宿泊先として有馬温泉を手配したら、おもてなしの気持ちが伝わること間違いなし。
言うまでもありませんが、有馬温泉にはたくさんの温泉宿があるものの、シーズンによっては人気の宿はかなり早い時期から満室になってしまいます。宿泊する人数が決まったらすぐに予約しましょう。
結婚式のプランナーに相談してもらえれば、予約の代行や式場からホテルまでの移動手段などの手配をお手伝いできます。プランナーとは挙式、披露宴のことしか相談できないと思っている方もたまにいらっしゃいますが、そんなことはありません。準備中はもちろん、式が終わった後のゲストの宿泊まで全部ひっくるめて結婚式! 神戸ウェディングスタッフ一同心を込めてお手伝いさせていただきます。
4 お車代と宿泊代はふたりのおもてなしの気持ち
お車代と宿泊代については人それぞれ、家庭それぞれの面が強く、正解が無いのが難しいところ。でも言えるのはお車代も宿泊代も、新郎新婦からの「わざわざ来てくれてありがとう」という気持ちを形に表わしたものだということ。神戸らしさが伝わる有馬温泉に泊まってもらうのも「ありがとう」の表わし方のひとつです。ぜひ神戸テイストを取り入れながらふたりらしいおもてなしを考えてみてくださいね。