全員がほっこり お子様も参加しての結婚式
結婚式にお招きするゲストは老若男女、年代も性別もさまざまですよね。なかでも無邪気なお子様ゲストは新郎新婦さんや他のゲストの皆さんに癒しを与えてくれます。結婚式に出席してもらうだけでも素敵ですが、せっかくなので挙式や披露宴の演出に参加してもらってはどうでしょう。ゲスト全員のとびっきりの思い出になりますよ。
(文:かねこゆかり)
1厳かな挙式でお願いしたい! 天使からのアテンド演出
新郎新婦が神様やゲストに愛を誓う挙式。厳粛さから気持ちが引き締まる反面、どうしても緊張しがち。でも、挙式でお子様ゲストから演出をお手伝いしてもらうと、お子様の一生懸命な姿が新郎新婦さんや大人ゲストを和ませてくれて、いい意味でみんなの緊張がほぐれること間違いなし! お子様にとっても挙式の間中静かに座っているだけより、何か役割があった方が楽しく過ごせることが多いようです。
挙式でお子様にお願いしたい定番演出と言えば、指輪交換のために指輪を運んでくるリングガール、リングボーイ。チャペル挙式で花嫁さんのベールを持ちながら一緒に入場してくれるベールガールやバージンロードにお花をまいて歩くフラワーガールも人気です。この他にフラッグボーイという【Here comes the Bride(もうすぐ新婦が入場します)】というフラッグを持って、新婦が入る前に挙式場を歩いてもらう演出も最近のイチオシです。
2お子様の憧れ、大きなウェディングケーキと一緒に入場!
大人でも大きなウェディングケーキを見るとワクワクしますよね。お子様ゲストならなおさらのこと。そんなウェディングケーキをお子様ゲストから会場に運んでもらう演出が最近人気です。ウェディングケーキはワゴンに乗っているので、お子様でも安心して運ぶことができますよ。ただ運ぶだけでももちろん可愛いですが、さらにキッズサイズのコック帽を被ってもらったり、おそろいの可愛いエプロンをつけたりして、ウェディングケーキの仕上げをしてもらうのも素敵です。憧れのウェディングケーキを間近で見たり仕上げたりするのはお子様にとってもとびきりの経験になるはず!
3 ドキドキ、ほっこり♪ 乾杯の発声はお子様ゲストから
カジュアル、アットホームな披露宴にしたいなら絶対おすすめなのが乾杯の発声をお子様ゲストにお願いしちゃうこと。普通なら主賓にお願いする乾杯の発声ですが、どうしてもかしこまった空気になりますよね。でもお子様ゲストから元気よく「カンパーイ!」と言ってもらえれば、会場はほんわか柔らかい雰囲気に。お子様によっては緊張して声が出なくなってしまう子もいるので、おうちの人にそばについてもらったり、複数のお子様ゲストに声を合わせて言ってもらうようお願いしたりしましょう。
4 お子様ゲストに演出の参加をお願いするときに気を付けたいことは?
お子様ゲストに演出の参加をお願いしたい場合は、演出にもよりますが親御さん、お話ができる年齢ならお子様本人にもあらかじめお願いしていいかを打診するのがベターです。特に挙式に参加してもらう場合は事前に伝えておくと親御さんもお子様ゲストも心の準備をしておくことができます。また、お子様ゲストに参加のお礼としておもちゃやお菓子を用意するといっそう喜ばれるはず! お菓子を用意する場合は、念のためアレルギーも確認するようにしてくださいね。
5 子どもも大人もみんなが楽しめる結婚式を目指しちゃおう
結婚式が特別な日というのは小さなお子様にも雰囲気で判っています。そんな特別な日だからこそ、何か役割をお願いするととびきり張り切って引き受けてくれるはず。お子様にとっても、ただ座っているだけより、演出に参加する方が飽きずに結婚式を楽しめます。さらにお子様が頑張っている姿を見れば周りの大人はほっこりと、いいことづくめ! ぜひお子様参加の演出を取り入れてみてくださいね。